鍼灸治療の良さ -7- 頭痛に対する鍼灸②
2025.03.27
一次性頭痛の中で、片頭痛と筋緊張性頭痛によく使う経穴(ツボ)をご紹介します。
片頭痛によく使う経穴
百会(ひゃくえ)
頭頂部に位置し、気血の巡りを整え、頭痛の緩和に寄与します。
合谷(ごうこく)
手の甲にあるこの経穴は、全身の気の流れを調整し、痛みを和らげる効果が期待され、頭痛治療の補助としてよく利用されます。
太陽(たいよう)
こめかみ付近に位置し、頭部の血流改善と局所の緊張緩和に役立つため、片頭痛の痛みの軽減を目指して使用されます。
風池(ふうち)
首の後ろ、後頭部の付近に位置し、外部からの風邪や熱を取り除き、血行を促進することで頭痛の緩和に効果的です。
筋緊張性頭痛によく使う経穴
風池(ふうち):首の後ろ、後頭部のくぼみに位置し、首や肩の緊張を和らげる効果があります。
肩井(けんせい):肩の中央部にあり、肩こりや首のこりを解消するのに役立ちます。
天柱(てんちゅう):首の後ろ、髪の生え際付近に位置し、首の筋肉の緊張を緩和します。
よく使う経穴を提示しましたが、一例に過ぎません。
ご紹介した経穴や症状に合わせた適切な経穴への鍼刺激により、筋肉の緊張がほぐれ、血流が改善され、頭痛の症状が緩和されると考えられています。
ただし、個人差があり、すべての方に同じ効果が得られるわけではありません。
実際の臨床の場では、片頭痛と筋緊張性頭痛 は混在していることも多く、症状も重複していることが多く確認されています。