とあるお店で見つけた「五つの味」
とあるお店で見つけた「五つの味」
先日、ちょっと珍しいカトラリーで食事をいただけるお店に行ってきました。
ビーツの冷製スープ
最初に出てきたのは、ビーツの冷たいスープ。
この酷暑の中、外での作業を終えた体には、火照りをすっと鎮めてくれるような心地よさがありました。
ちなみにビーツは、カリウム・マグネシウム・葉酸・鉄分・ビタミン類など栄養がとても豊富で、「注目の食品」なんだそうです。健康志向の方にはぴったりですね。
サラダに込められた「五つの味」
次にいただいたのはサラダ。
鍼灸師をしている私は、思わず「おっ、五つの味が揃ってる!」と気づきました。
鍼灸の世界には「五行説」という考え方があります。
木・火・土・金・水の5つの要素が互いに影響し合い、循環することで、この世界は成り立っているというものです。
味覚にあてはめると、
- 木=酸味
- 火=苦味
- 土=甘味
- 金=辛味
- 水=塩味
となります。まるで現代科学の「エネルギー循環」にも通じる考え方ですね。
一方でフランス料理には「甘味・酸味・塩味・苦味・うま味」という五原味があります。
このサラダには、まさにそれぞれの味がバランスよく込められていて、食欲をぐっと引き立ててくれました。
誠実さのこもった一皿
その後にいただいた魚料理や肉料理、デザートももちろん美味しかったのですが、印象に残ったのは「隠れた部分にまで手を抜かない誠実さ」でした。
料理の見えない部分にまで仕掛けがあり、コツコツと積み重ねる姿勢は、お店の在り方そのもの。
ふと「自分の治療院も、常にこうありたい」と思わせてくれる時間でした。
…と、小難しいことを考えつつも、結局は「美味しい!」のひと言に尽きます(笑)
まだ数回しか訪れていませんが、また通いたい、そんな素敵なお店に出会えました。