自律神経の症状・その他

症例一覧

*以下の項目で、顔面神経麻痺や顔面神経痛と記載があるのは医師の診断によるものです。症状や病名の後に???とあるのは診断されていない人です。
*個人が特定されないよう、配慮しています。

  • ケース1 50代 男性 顔面神経麻痺

    都会から引っ越してこられた直後に、左の顔面神経麻痺を発症されました。即日、病院へ行かれ、その1週間後から鍼灸治療も並行して行いました。
    約2ヶ月間で顔の表情は気にならない状態となったため、治療を終えた。
    外出先で偶然にお見かけした際も「仕事もバリバリしています」とのこと。
    1年後に再度来院され、今度は右の顔面神経麻痺を発症されていた。
    前回も今回も発症が6月であったため「梅雨の湿気があかんのでしょうか?」とお困りの様子。同時に強いストレスを感じておられ「どうにもなりませんね」と半ば投げやり状態であった。
    3ヶ月間の治療でほぼ回復され「左やって、右やったからもうこれで大丈夫やろ」と再び意欲的になられました。
    舞鶴に新しい風を吹かせてください!

  • ケース2 60代 女性 顔面神経麻痺

    左の顔面神経麻痺を発症されて、都会まで鍼灸治療に通っておられましたが、症状に変化がないのと通院が大変とのことで当院へご来院くださいました。
    会話や食事の際の咀嚼(そしゃく…物を噛む)をすると、目から涙が出るとのこと。「顔面神経麻痺は鍼灸の適応症ですが、咀嚼すると涙が出るのは「クロコダイルティアーズ」といって手術以外の方法は今のところ無いはずですよ」とお話しすると「そんなん初めて知った。田舎の先生が知っていて、都会の先生が知らんなんてどうなん?」と仰っていました。
    都会か田舎かは関係ありません。勉強する気があるかどうかですね。とはいえ、手術の可能性が高い事に変わりはありませんので「術後に来られては?」と提案したところ、それに賛同いただきました。
    4ヶ月ほど経ったある日、突然に「竹の子がたくさん採れたから、先生食べて」とすっかり元気なご様子。
    あのあとすぐに病院に行かれ、手術をされたそうです。担当の医師からは「そんなことを言ってくれる鍼灸師さんっておってんやね。じゃ、手術は僕にまかしてもらおう」といわれたそうで、非常に前向きに安心して手術に臨めたそうです。

  • ケース3 20代 女性 左顔面ケイレン

    3年前に右の顔面神経麻痺(ベル麻痺)を発症され、神経が癒着してしまっているとのこと。その時から右耳のつまり感があり、時々、かなり気になるレベルになる。
    2週間前に左の目の下のケイレンが起き病院へ。服薬するもあまり変わらず当院へ。
    右の顔面神経麻痺は、神経癒着があってもそれほど顕著ではない状態。右耳のつまり感と左の眼の下のケイレンの治療をしましょうと提案し治療を開始する。
    3回目の治療の際にはケイレンは消失していた。右耳のつまり感は神経の癒着があるので耳鼻科の先生にお任せした方がいいと判断し治療を終えました。

  • ケース4 50代 男性 右顔面神経麻痺

    仕事のストレスから右顔面神経麻痺を発症され、お薬と点滴で症状が半分以下となられま
    したが、そこから中々改善しない。「人前に出る仕事なので、何とかしてもらえないか」と当院へ。
    硬い、腫れぼったい、違和感等が主訴でした。
    7回の治療にて違和感はないと仰っていただきました。
    遠方(亀岡市の辺り)からの通院にもかかわらず、きっちり通院いただきました。

  • ケース5 70代 女性 右顔面神経痛

    お電話にて「今、顔面神経痛で病院に入院しているが、今度、退院するので鍼の治療をしてほしい」とご連絡をいただいた。痛みがかなり強いそうで
    私「退院できる状態ですか?」
    患者さん「許可は出ている」
    数日後にご来院いただきましたが痛みだけではなく、ケイレンもあり顔面がただれておられる状態。痛みでじっとしていることができず、
    私「本当に退院の許可が出たの?」
    患者さん「無理やり帰ってきた」
    私「誰がどう見ても病院に入院されるべき状態です。すぐに戻ってください」
    とお伝えし、治療をすることなくお帰りいただいた。
    当院にとって今後の課題が見えた一例です。

  • ケース6 50代 女性 左目の下のケイレン

    キーンという耳鳴りとともに、左目の下がケイレンしだし、病院へ。ウィルス性でもなく一過性のものだそうです。10日間ほど様子を見られていたが、まだケイレンが残っていたので当院へ来院。
    耳鳴りは1回の治療で消失し、ケイレンは日によって差があるが気にならない日もあるとのこと。
    順調に回復され、次は腰痛だそうです。もうお馴染みの患者さんになっちゃいましたね。

  • ケース7 60代 女性 右顔面神経麻痺

    右顔面神経麻痺を発症され6ヶ月間病院へ通院されました。4割ほど改善したが仕事にも復帰したいので何か手立てはないだろうかと当院へ。
    8ヶ月間治療させていただき、ほぼ普通の表情が出来るようになられました。
    いわれてみれば、まばたきをする時に左右差があるかなという状態まで改善されました。
    8ヶ月間は長いようですが、顔面神経麻痺の治療期間としては8ヶ月から12ヶ月が一般的です。
    いつも差し入れをしていただきありがとうございました。

  • ケース8 50代 女性 右顔面ケイレン

    24時間持続する顔面ケイレン。ボトックス注射をすると1ヶ月半は楽だが、副作用や継続して注射をすることに抵抗を感じておられた。当院の患者さんからの紹介で来院いただく。
    残念ながらお力になれなかったケースです。

     

    【当院コメント】
    顔面神経麻痺やケイレンなどは鍼灸治療が有効である場合もあります。しかしながら紹介例にもあるように、病院にて適切な処置が必要な場合もあります。
    どのような場合にも長期間の治療を行う可能性が高いため、病院にはきちんと通院いただくことが条件です。
    またケース2にもあります「クロコダイルティアーズ」は、涙のこともありますが、血が出る場合もあります。いずれも手術もしくはボツリヌス注射の適応となるものだそうです。
    一方で、鍼灸の論文では1度のみの鍼灸治療で、クロコダイルティアーズが止まったという論文もあります。残念な事に作用機序は説明できないそうです。

  • ケース9 50代 男性 右顔面の痛み

    右顔面の痛みにて来院。
    発症前に脳ドックを受けておられ異常はないとのこと。
    当院で確認したところ、耳鼻科系の疾患を疑ったため、耳鼻科さんへの受診を勧めたが受診されず。
    残念ながら鍼灸単独での治療が可能とは思えず、その理由もお伝えしましたが、了解が得られなかったため治療は断念する。

  • ケース10 70代 女性 顔面ケイレン

    顔面ケイレンを発症され、病院にて手術をされました。術後6ヶ月を経過するもケイレンには変化がみられず、当院へ来院されました。
    顔面ケイレンの他に耳もポワーンとする。不安でとにかくなんとかならないかとお困りのご様子。
    3ヶ月間合計11回の治療を行い、ほぼケイレンは無い状態となり、手術後の顔面のツッパリも減ったとのこと。
    通院途中から歯の不調も訴えておられましたので、当院の紹介で歯科医院さんを受診いただいています。

  • ケース11 50代 女性 右顔面ケイレン

    顔面がピクピクするので治療してほしいとお電話いただきました。
    頬から上唇までがピクピク動き、30秒ほどで止まる。それを一日に30~40回ぐらい繰り返すそうです。
    仕事はマスクをして目立たないようにしているとのこと。
    こういう自分なりの努力や工夫をされる患者さんには、何とか力になりたいと思うものです。
    週一の治療を約3ヶ月行い、ケイレンは消失。
    雨の日も雪の日も風の日も頑張って通院いただき敬服しております。

  • ケース12 70代 女性 左顔面神経痛

    物を噛むと、歯茎から目の奥に向かって「ズキーーーーーーーーン」とした痛みがあり、左側頭部もズキズキ痛む状態で、殆ど固形の食事が摂れないそうです。
    治療を始めて1ヶ月で左側頭部のズキズキ痛むのは消えました。1ヶ月半を越えたあたりから固形の食事が摂れるようになり、家の中が忙しくなってきたのでしばらく中断を申し出られた。
    しかし、2週間後にお電話をいただき、「ストレスが溜まると痛くなるから、定期的に通院する」とのこと。
    通院再開後、固形の食事が摂れていたのに再びミキサー食になっておられ、「途中でやめなきゃよかった」とこぼされていましたが、「これからですよ」と背中を押しつつ治療を行いました。
    現在、朝以外は固形の食事を摂れるところまで回復されています。朝はお粥まできました。
    あと少しです。支えてくれている家族のためにも乗り越えましょうね!

  • ケース13 40代 男性 右顔面ケイレン

    年明け早々から無理をされ、疲れがとれないまま風邪を引かれ、それでも仕事を休むことができず、しんどい。
    なぜか「ほな、京都いこ!」のノリで「ほな、鍼にいこ!」と当院へ連絡をいただきました。
    入ってこられた瞬間、思わず「顔面のケイレンですか?」と聞いてしまうほどハッキリとケイレンされていました。聞けば、右耳に電話を挟んで仕事をしていたらケイレンしてきたそうです。
    あくびをするとか笑うとか目の下にシワが入るような動作があると、15回前後ケイレンして止まる。これを繰り返しているそうです。
    1ヶ月間、週に1回の治療でケイレンは止まり、すっかり元気になられました。
    風邪は万病のもととはよくいったものですね。あまり疲れが溜まらないように気分転換なさってくださいね!

  • ケース14 40代 男性 左歯痛

    親知らずを抜歯されてから、左の耳の奥の痛み、左側頭部の痛み、左上第4歯と下第4歯の激しい痛みが出現し、ボルタレンを連用しながら仕事をされていました。薬が無ければ、仕事はおろか外出さえしたくなくなる痛みがあり、当院へ来院となった。
    歯科の先生の話では血餅やドライソケットではないので鍼灸の適応です。恐らく、抜歯時に顎関節周辺を刺激して痛みが出ているのではないかと判断し、顎関節を中心に治療する。
    1週間集中的に治療しお薬の使用回数を大幅に減らせるようになり、耳の痛みと左側頭部の痛みは消えました。
    3週間目にはお薬を使わなくても仕事ができるところまで回復されましたので、後は歯科医院さんの仕事です。
    お大事に。

  • ケース15 70代 女性 顔面のケイレン

    「齢、古希を過ぎても、こき使われる」と冗談めかしながらも、バリバリと働かれている方。
    寝食を忘れて仕事をされていたところ、「パソコンが見えん」と目のカスミを覚え、ちょっと休憩と煙草に手が伸びた瞬間に目の周りがケイレンしだし、一晩寝たら治るだろうと思われていたそうですが、4日経っても治らず、当院へ。
    以前から、首のコリや頭痛を訴えておられ、年に1回は脳ドックを受けられていますが、万が一を考え病院も受診いただきました。検査は異常なしだそうです。
    週に1回の治療を受けていただき、3週間後にはケイレンも無くなりました。
    「古希の意味は、古代、稀なる長命という意味もあるので無理はないようになさってください」と言葉を添えましたが、ふと目が合ったときに「(お互いに)そんな気はサラサラ無いのは知っていますよ」というアイコンタクトができる患者さんはそんなに無いですね。良いんだか、悪いんだか。

  • ケース16 40代 女性 顔面神経麻痺

    柳原法によるスコア
    発症時 4/40
    1週間後 8/40
    当方への来院時も、12/40
    緩慢な変化で、後遺障害が懸念される状態でした。
    残念な事に、条件が合わず「諦めます」とのこと。
    が、5ヶ月後に再度来院されました。
    私「どうしたの?」
    患者さん「まだ治らん」
    私「え?」
    以前の経緯をお話し、患者さんが出された結論を説明したところ、再び
    患者さん「条件が合わない」
    それはこちらではどうすることもできません。
    せめて病院へは通院してくださいとお願いしました。

  • ケース17 30代 男性 顔面神経麻痺

    柳原法でのスコアは4/40
    大変悪く、後遺症が出る数値です。
    今できることは、いずれ出るはずの後遺症を僅かでも少なくしたり、出た後遺症を緩和したりすることですとお伝えし、通院いただきました。
    やはり後遺症は出てしまいました。

  • ケース18 40代 女性 顔面神経麻痺

    柳原法でのスコアは12/40
    やや強めの後遺症が考えられる数値です。
    この方のお知り合いが当院をご存じで、紹介いただきました。
    3ヶ月後、目をつぶる時の左右差や、口角の上がり具合に変化が出始めました。
    6ヶ月後、上記の症状は更に改善され、「職場でマスクを外しても、気が付かれなかった」と大変喜んでおられました。

  • ケース19 50代 男性 顔面神経麻痺

    柳原法スコア20/40
    顔面のつっぱり感、うがいしにくい、口から水や空気が漏れる、目を閉じづらい。
    7回治療させていただきました。
    顔面のつっぱり感は気にならないところまで改善。
    口は、閉じれるようになったとのこと。

  • ケース20 70代 女性 顔面のしびれ

    原因不明の顔のしびれに悩まされ来院。
    脳のMRI、CT、頚の検査、感染症、血液検査いずれも異常はなく、3軒の病院で原因不明とのことで精神科へ繋ぎましょうかと提案されたそうですが、当院へお越しいただきました。

  • ケース21 30代 女性 三叉神経痛

    おでこ(前額部)の鈍い痛みとかゆみ、ピリピリ、チクチクするとのこと。
    病院の検査では異常はないそうで、三叉神経痛と診断されました。
    4回目の治療開始時に、触らなければ痛みを感じないようになっていただきました。
    顔面部に限らず、「押したら痛い」や「触ったら痛い」は病的な要素が低い可能性があります。
    顔面部は神経が密集しているエリアでもあるので、触り過ぎたら、知覚過敏が起きます。
    痛むので、触る。触ると過敏になるので、さらに触ると痛みを感じる。この繰り返しだったようですね。

    【当院コメント】
    カッサや美容器具などでも強く当てないようにしてください。
    美顔ローラーも優しく、軽くいたわるように使用してください。強くゴシゴシ、ゴリゴリやるとその刺激に皮膚が耐えてやろうと分厚くなります。すると表情が硬くなって、「老け」て見えるようになります。もう一度言います。強く押し当てると「老けます」。

  • ケース22 70代 女性 顔面神経麻痺

    顔面神経麻痺を発症され、手術を受けられたそうです。
    それから3年後、手術をされた同側がシビレだしピリピリする。
    味覚も分らなくなり、毎日「幻の味や」と適当に調理をされているそうです。
    再度手術を受けられることになりました。
    手術の成功を祈ります!

  • ケース23 30代 女性 顔面神経麻痺

    何となく顔が重たいな~。目の下に何かを感じるな~と思っておられたそうです。
    2日後に病院を受診され、顔面神経麻痺と診断されました。
    最初の3~4週間は、集中的に治療しましょうということで、週に2回の施術を行いました。
    その後、週に1回の施術を行い、柳原法のスコア32/40となり、人前に出るのがおっくうでなくなったそうです。