鍼灸治療の良さ -2-
2024.12.13
鍼灸の専門学校時代の話
看護学生が学生同士で注射の練習をするように、
鍼灸学生同士で鍼を打つ練習をします。
実地を踏む前の練習ですね。
鍼灸学生同士の会話
「鍼をすると眠くなるよな」
「鍼をするとオシッコの量が増えるよな」
「便通がよくなった」
まだ、鍼の効果なんて何にも知らない頃です。
今なら自律神経系へ介入するのと、脳内でオピオイドが生成されて、眠たくなるとか、
腎兪というツボに鍼をすると腎動脈の血管抵抗性が下がって腎臓への血流が増すために、尿量が増えるとか、
体性―内臓反射云々と難しく言ってしまいますが、
何も知らなくても不思議だな~という体験をしていたからこそ今があります。
もうひとつ感じていたこと
「少しやる気が出るというか、あれやるぞとか、これやるぞとか、こう考えてみたらいいか」など
精神・心理的にもいい影響があるようですよ。
今では、前頭前野の活性化といいますね。
鍼やお灸は、理屈を知らなくても、効果を感じることができます。
ご興味が湧いた方や、お困り事がございましたら、お尋ねください。